- 当施設では、大腿骨頸部骨折後遺症で悩んでいる方の訪問リハビリ・マッサージで症状を緩和しています。外出を拒否して困っていた方が、訪問リハビリを好むようになりました。
大腿骨頸部骨折は、骨折前の生活には戻らず、本人と家族ともに生活に支障が生じやすいです。
大腿骨頸部骨折とは、股関節の付け根にある骨が骨折することをいいます。骨折後の治療経過の中で、後遺症が残ることもあります。次のような後遺症が出やすいです。
・寝たきり
・活動量の低下
・認知力の低下
・下肢の筋力低下
・自宅に引きこもりがちとなる
上記の症状から、介護する家族もどうしたら良いのか困っています。
このようなことでお困りでしたら、ひとりで悩まずに当施設にご相談ください。
大腿骨頸部骨折後遺症の原因
大腿骨頸部骨折が発症するきっかけは、転倒などによる外傷です。骨がもろいと発症するリスクも高くなります。次のような要因が挙げられます。
・加齢
・喫煙
・糖尿病
・骨粗鬆症
・甲状腺機能亢進症
高齢女性は閉経後から骨密度が低下するため、骨粗鬆症になりやすいです。そのため、高齢女性は転倒から大腿骨頸部骨折を引き起こすリスクがあります。
大腿骨頸部骨折後遺症の原因は、骨折後の長期臥床による影響です。主にはリハビリテーションが進まないことにより、弊害が生じます。大腿骨頸部骨折を発症する方は、過半数以上が高齢者です。骨折前の生活に戻すのは、難しい現状があります。
悪化するとどうなるの?
リハビリテーションが進まず、寝たきり状態となると「廃用症候群」になることがあります。
廃用症候群とは、病気やケガなどで過度な安静から生じる身体や精神の症状です。
主な症状は、筋力低下、関節の拘縮、食欲低下、便秘、誤嚥、うつ状態、床ずれ、不眠などが挙げられます。
廃用症候群になる前に、予防をすることが大切です。
症状を緩和するために
大腿骨頸部骨折後遺症は、手術もしくは保存療法を実施するもリハビリテーションが進まない状態です。リハビリテーションや活動量を高めることを促す必要があります。
次のようことが挙げられます。
・ベッド上でもできる作業を行う
・デイサービスやデイケアの利用をする
・訪問リハビリテーションの利用をする
活動だけでなく、意欲や認知力などの低下もしないような取り組みも大切です。
快適な生活を送るために
当施設では、大腿骨頸部骨折後遺症で悩んでいる患者様の症状を緩和しています。
下肢の筋力低下で困っていた患者様の、症状が緩和されるようになりました。
マッサージ後は、身体も軽くなり動きやすくなると喜んでいます。
大腿骨頸部骨折後遺症でお困りの時は、当施設へご相談ください。